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R18 らぶえっち小説Blog
えっちな表現が盛りだくさんにつき、18歳未満&清純派さん回れ右!
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ラブリュイール・クール -1
2007年08月24日 (金)
「あ、そうだ。アレ使おうか?」
 悪戯っぽい顔でそう言うと彼は前戯の手を止め、ふいと身を起こした。
 エッチのとき専用の赤い小さなランプの光が、たいして広くもないわたしの部屋を照らしていた。そんな灯りでも、目を凝らせば間近にいる人の表情はわかる。だから彼の唇の端が薄く歪んでいるのも見えた。
「アレ、って?」
「やだな、アレはアレだよ」
 そう言うと、彼はおかしそうに目を細めて低く笑った。
 その顔には見覚えがあった。真面目そう優しそうと、友だちみんなが評する彼の外見からは想像もつかないような、別の一面が出る前兆だった。普段はラブラブなエッチを好む彼が、なぜかわたしを犯すように抱きたがる、そのときの。
 迷う様子もなく、彼の手がチェストの上に置かれた水色のコスメボックスに伸びた。裏に大きな鏡のついた蓋を開けて中をガサゴソと探り、「あった」と嬉しそうに呟く。
「ほら、これ、香奈好きでしょ? こないだすごかったじゃん」
 頼りない灯りの元、彼の指先に白く浮かび上がった物の名前は、ラブリュイール・クール
 それは、ラブコスメと呼ばれるものだった。女性の秘めやかな箇所に塗り、心と身体を潤しセックスを楽しむためのマッサージジェル。性感を煽る効果もある。以前に一度使ったことがあったのだが、どうやら彼はそのときのわたしの嬌態がひどく気に入ったらしかった。
「え、で、でも……」
 確かに気持ちいいのだが、それ以上に、自分でも理解できないほどに乱れる。そんな姿を彼の前に晒すということにためらいも残る。いやらしい女だとは思われたくない。
 けれど、それは単なるポーズだった。彼が本気になればわたしの抵抗など儚い。男女の力の差は歴然としていた。ためらって見せることで恥じらいを印象付け、可愛い女を訴える。恋愛上の一種の駆け引きだった。
「いいからいいから。ほら」
 思った通り、彼はわたしを強引にシーツへと押し付け、ひざを大きく開かせた。脚の付け根の中心の、女の身体の中でもっとも敏感な箇所へ、やわらかなジェルがぬるりと塗りつけられる。
「んん……」
 そっと触れただけの指先がゆっくりと大きく動く。傷口に薬を塗り込めるような優しさで、ぬるぬるとマッサージが続けられる。それだけでも気持ちいい。
「どんな感じ?」
「んー。なんか、スースーしてきた……」
 クールの名は、こういう効果があるからなのだろう。彼の指が辿った跡がメントールを配合したかゆみ止めのように、奇妙な清涼感を持ち始める。軽い痛みに似た冷たい感覚がジンジンと痺れ始める。
「あっ、はっ……あ、ん……龍ちゃん……」
「どう、気持ちいい?」
 悪戯のつもりなのか、ときおり指の速度が変わり細かな蠕動が加わる。けれどそれもわたしの声が切羽詰ると、元の緩やかな動きに戻ってしまう。
「や、だぁっ」
 思わず不満を訴えると、彼はくすりとおかしそうに笑った。

 -つづく-
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ラブリュイール・クール -2
2007年08月25日 (土)
「これだけじゃ物足りない? じゃあ、ナカにも塗ってあげるね」
「え、あっ……やぁん!」
 すでに充分すぎるほど潤っていたそこに、たっぷりのジェルを乗せた彼の指が入り込む。じゅぷっと卑猥な水音が鳴ったのが、わたしの耳にも聞こえた。
「おー、ぐちょぐちょ。やわらけー」
 普段はあまり使わないような言葉でわたしを評してから、奥にまで侵入した彼の指がもぞもぞと動き始めた。まんべんなく全体に塗ろうとしているのか、ゆっくりと奥から入り口付近までを何度も出入りする。ラブリュイール・クールが塗られたとおぼしき箇所から、熱く冷たく疼くような快感が湧きあがってくる。けれど、さっきまで愛撫を受けていたクリトリスも貪欲に刺激を求め続けていた。
「どうしたの、香奈。腰が動いてるよ」
 理性を蝕むほどの強烈な本能の欲求に耐え切れず、わたしは自分でも気付かないうちに身体をくねらせていた。咥え込んだ指を締め付けるように左右に腰を揺らしながら、シーツからお尻を浮かせて、彼の手のひらにクリトリスを擦りつける。それでも得られる快感はほんのわずかで、燃え上がった身体を鎮める足しにもならない。
「いやらしいね、香奈」
 熱い吐息と一緒に吐きかけられた言葉に泣きそうだった。わたしをこんなにしといて、嘲笑うなんて。辱めるなんて。
「龍ちゃん、ひどい……」
 普段の優しい彼ならば、ここで絶対に謝ってくれる。そんなつもりはなかったのだと、ごめんねと、そして『香奈、大好きだよ』と抱きしめてくれる。
 けれど。
「もっといやらしくしてあげるよ」
 くくっと低く笑うと、彼はくるりと体勢を入れ替え、わたしの脚の方へ顔を向けた。ふとももの辺りをざらりと大きな手がなでて、そして。
「きゃあっ! あっあっ、あああ……っ!」
 前触れなく二本に増えた指がナカを掻き回し、熱い舌がクリトリスを舐めた。
「あっ、はっ、はっ、あ……、あああっ!」
 焦らされていた身体はひとたまりもなかった。臨界点を一気に振り切ったあまりにも強い快感に、わたしはなすすべもなく全身を波打たせた。
「やっ、あ……い、イくっ!」
 呆気ないほど簡単に絶頂に昇りつめても、彼の手も舌も止まらない。Gスポットを押し上げ早いリズムで突く。唇に包まれたクリトリスに軽く舌が叩きつけられる。
「ああっ、イく! イくよぅっ、またイっちゃうよぅっ!」
 壊れたようにあふれ出る淫らな粘液を潤滑油に、激しい彼の攻めが続く。

 -つづく-
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ラブリュイール・クール -3
2007年08月26日 (日)
「あ、も、も……あんっ!」
 連続する快感に恐怖したのか、ガクガクと震える身体が勝手に逃げようとしたけれど、腰骨の辺りを大きな手のひらに押さえつけられていて、逃げるに逃げられない。
「はっ、も、ゆるし……あっ、イくっ! イくイくイくっ! ん……ぐぅ」
 あまりの快感に叫び続けるわたしの声を封じるように、硬く隆起した彼のものが口の中に押し込まれた。そのままのどの奥まで突き込まれる。わたしのナカにいるときのように彼の腰が激しく動いた。吐き気を催すほどの息苦しさに涙が出そうだけれど、それをはるかにしのぐ快感に全身は震えていた。
「ん、んんっ……ぐ、う……っ!」
 下半身に与えられる極上の快感と口内を犯される苦痛が、交互に脳を浸蝕する。自分がどんな姿をしているのかとか、それを彼が見てどう思うかとか、普段気にしていることがどうでもいいと思えてくる。
 気持ちいい。狂うくらいに気持ちいい。狂っちゃいそう。
 だったら、もう、いっそ。
「ん、んんんっ! んっ! ふ、んんーーっ!」
 彼のものを口に含んだまま、わたしは思いっきり背をそらし全身を震わせて絶叫した。

 そのあと、彼に命令されるまま騎乗位で腰を振ったり、自分で脚を開いて『挿れてください』とお願いさせられたり、バックで攻められながらローターをクリトリスに当てられてイったりと、普段よりもたくさんのことをした。
 激しすぎるセックスがいつ終わったのか、いつ眠ったのか、あまり覚えていない。


 翌朝、『昨日の香奈はすごかったよ。またアレ、使おうな』と意味深に笑うスーツ姿の彼を見送ってからお風呂へ入った。ざっとシャワーで流して、丁寧に泡立てたソープで全身を洗う。腰に残った重い感覚に、思わず昨晩の曖昧な記憶を辿った。
 全部は覚えてないけど、でも……すごかったぁ。
 内心で小さく呟きながら泡パックをしようと手を伸ばすと、昨日さんざん彼に弄ばれたそこはまだ熱く潤んでいた。そっと辿ると、ぬるりと内側からこぼれてくる。ヒクヒクしてるのがわかる。欲しがっていることも、当然わかる。
 多分、昨日いっぱい塗られたラブリュイールの効き目がまだ残っているんだ。だって、わたしそこまでえっちじゃないもん。
 そう思いながらも、シャンプーと一緒にプラスティックのかごに入っていたグランドロップに手が伸びて……。

 ――ここから先は、乙女の秘密。


 -おわり-
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