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R18 らぶえっち小説Blog
えっちな表現が盛りだくさんにつき、18歳未満&清純派さん回れ右!
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マスカレイド-31
2007年11月01日 (木)
「あ、あ、あっ。は、はぁんっ」
「芝口。脚、広げて」
 ふうっと耳に息を吹き掛けながら先生が低く囁く。おっぱいをイジっていた手がひざをつかんで、ぐいっと外側に向けようとする。
「や、恥ずかしい……」
「そうやって抵抗して、また縛られたいか? 縛られるのが気に入ったか?」
 くくっとのどの奥で低く笑いながら先生はきゅっと指を引き抜いた。そうすると途端に物足りなくなる。
「や、やだぁっ」
「じゃあ、脚開いて」
「あっ、あっ、くぅっ!」
 デキの悪い生徒をたしなめるような先生口調でクリちゃんを押し潰すようにきゅっと突付かれる。くちゅっと擦られるたびにそこがぴくんと喜ぶのがわかる。腰が揺れてしまう。あまりの気持ちよさに、あたしさっきまで処女だったのにこんなにいやらしいコになっちゃった、なんて思う余裕もなくて。
「あ、せんせ、あっんん……っ!」
 クリちゃん攻めを続けたまま、別の指がちゅぷっと奥まで沈んだ。クリちゃんを優しくこねながら早いペースでナカを二本の指が掻き回す。
「あっ、あっ、ああああっ!」 
 ぞくぞくぞく、と何かが背筋を昇って行く。それがイく前兆だというのは、二人がかりで全身を舐められてイジられて散々イって、そして覚えてしまった。
「イきそうか? イきたいか?」
「あ、んんっ……!」
 耳たぶをちゅっと吸い上げられたのがとどめだった。びーんと頭のてっぺんからつま先まで流れた電流のような快感に、きゅうっと全身に力が入る。ガクガクと先生のお腹にお尻を擦り付けてしまう。
「あっ、く、んんんっ!」
 びくびく、びくっと震える。まぶたの裏がぴしっと白く光る。それは眼を閉じていても眩しいくらいで――って、え? 
「こらっ!」
 がらりと入り口のドアが開く音と同時にいきなり点いた電灯で、視界が真っ白に染まった。そこに誰かがいる気配にその怒鳴り声に、恐怖が全身を突き抜けた。

 -つづく-
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お言葉いただきましたっ
2007年11月01日 (木)
おはようございます、にゃおです☆

やっぱり大人気みたいです、[AD-IMG]ラブリーキッス2007
にゃおはずーっと前から待っていて、これはまたすぐに売り切れ欠品になっちゃうんじゃないかな…みたいなドキドキもあったので、早々に三本セットを買いました。これでしばらく大丈夫!うれしい♪

人気がある上に期間限定品が多くてうっかり買い逃しちゃうこともあるヌレヌレですが、そんな[AD-IMG]ヌレヌレの歴史あなたはご存知ですか?
これを一挙大公開☆あなたはどれくらい知ってます?買っちゃいました?お気に入り?それともイマイチだった?


にゃおがまだ買ったことがない&買いそびれたのは、ゴージャスキッス、ラブショコラキッス、ライチキッス、ハニーフレッシュキッスですね。
ゴージャスキッスはまあいつでも買えるしーってカンジで。
ラブショコラとライチは一瞬で売り切れてしまって悲しかったです。
ハニーフレッシュキッスは、そのうちに…って思っているんですけれど。

ちなみに、期間限定品のお気に入りは、一位がラブリーキッス、ニ位はピーチキッス、三位がトロピカルキッスですね。ミックスピーチはまだ開封してないのでちょっとわからないけど、でもピーチキッスが素敵だったのでイイカンジだろうなと開ける日を楽しみにしています☆
手に入れたかったのはやっぱりライチキッスかなー。売り切れで再入荷がないって聞いたときはがっくり(TT)でした(笑)

個人的に、もしもこんなヌレヌレがあったらいいなって思うのは、グレープのキスかな。にゃおグレープジュース大好きなので♪


さてさて、久しぶりにお言葉いただきましたーっ
>佐上先生派ではあるけれど、これから藤元先生の活躍はあるのでしょうか
うーん、にゃおも二人とも気に入っているので『これから』も書きたい気もありますが、この作品には思い入れのある読者さまが結構おられるみたいなので、にゃおが続きを書くことでその人たちをガッカリさせちゃうかも、と思うと、ちょっと、うーん、躊躇しちゃうのですよね。

>うん、ひと段落終了!でも佐上先生、これで終わるはずないですよね?続き、すっごく楽しみです。
ありがとうございます。実は結構悪い人?な佐上先生のそんなところもみなさまには気に言っていただけてるみたいで、にゃおも嬉しいです♪
そして続きに関しては、ええと上のお返事でも書いたのですが、ちょっとどうしようかなあってところですね。

実際にマスカレイドには『~~はしないで』『~~っていうのはやめて』みたいな、普段はあまり頂かない系統のお言葉が多いです。どちらかというと佐上先生ファンさん、なのかな?
そういうの、にゃおには結構むつかしい問題なのです。今までの作品もそうだったんですけど、ストーリィってにゃおが決めているわけじゃないのです。佐上先生や藤本先生が勝手に行動を起こすのを見てる、みたいな感じなのです。
でもみなさんがガッカリするようなお話は書きたくないし、できればひとりひとりのみなさんが喜んでくれるように書きたいなあとは思うのですけれど、でも人間って十人いれば十人の感じかたがあるものですし、考えることもちがうものですし、こまったな、どうしようかなーーーっ

いつも「よかったよ♪」やお言葉などなど、ありがとうございます☆
更新頻度はまだまだあやしいところもいっぱいあるのですが、ええとその、がんばります。
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マスカレイド-32
2007年11月06日 (火)
「まったく、サルかおまえは。何発ヤったら気が済むんだよっ」
 薄闇に慣れていた目には逆に何も見えない。いきなり煌々と点いた灯りに目が開けられない。しょぼしょぼとまばたきを繰り返しながらなんとか顔を上げると、ドアの前には腕組みをした藤元先生が仁王立ちしていた。
「あ、せんせー」
 なんだびっくりした。
 そう安心した瞬間、変な笑いが漏れてしまった。でもそれはあたしだけじゃなかったみたい。ふっと小さな息が耳元にかかって、佐上先生も同じように驚いていて、そしてあたしと同じに安心したのだとわかった。軽い笑みの混じった目で佐上先生は上目遣いにじろりと藤元先生を睨みつける。
「おどかすなよ、武志」
 それでもくすっと笑いながら先生は指を奥へ一気に突きこんだ。
「や、ああっ」
 あたしの中に入り込んだ先生の指がリズミカルに上下し始める。それだけでも恥ずかしいのに、背後から回ってきた先生の手がふとももを大きく開かせるから、あたしは藤元先生の前に全部を見せてしまうことになる。
「や、やだ、やだぁっ、あああっ!」
 くちゅくちゅといやらしい音を立てて、見た目よりも関節の太い先生の指がごつごつと内側をこする気持ちよさにひざが震え始める。ガクガクと腰を振って先生にお尻をすりつけてしまう。
「せん、せ……あ、ああっ! あ、んん……っ!」
「この表情がいいよな。こんな何にも知らなそうな顔でイくんだからな」
 目を細めるようにふっと笑うと先生はあたしの手を取り、後ろに回した。ぎゅっと押し当てられる熱いかたまりに先生も興奮していることがわかる。言われるよりも早くそれに指を回すと、先生は低く息を漏らしてくれた。

 -つづく-
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お言葉頂きましたv
2007年11月06日 (火)
おはようございます、にゃおです☆
ご無沙汰していました!
オフ生活でとっても忙しくしていただけで、どこが具合が悪かったとか寝込んでいたとか、そういうことではないのでご安心下さいね☆って、特に心配されているかたもいらっしゃらないと思いますけど…(^-^ゞ
お話のほうは本当はそろそろ「この指を―」をと思っていたのですけれど、諸事情あって「マスカレイド」になってしまいました。
これは単に筆が進まなくて困っているだけです(笑)

さてさて、久しぶりー!にお言葉いただきました!
ありがとうございます!!
>私はぜひにゃおさんのマスカレイドの続きが読みたいです。
うわー、ありがとうございます!そうおっしゃっていただけると、ホントにとっても嬉しいです!
マスカレイドの続きかぁ、もしも書くとなったらどうなるのかな…。
書くかどうかはまだわからないですけれど、そんなふうにぼんやり考えるのは楽しくて好きなのです♪

いつも「よかったよ♪」やお言葉コメントなどなど、本当にありがとうございます! 更新していないあいだにどうやらランキングへの応援クリックをたくさん押していただけたみたいで、それもとっても嬉しかったです、ありがとうございます☆
まだまだ更新状況は油断できないのですが(つまり、オフがまだ忙しいのです)できるだけ頑張ろうと思っているので、どうぞ応援よろしくお願いします!
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マスカレイド-33
2007年11月08日 (木)
「そう。上手になってきたな」
 吐息混じりの声がいやらしい響きで囁きかけてくる。ぬるりと耳を舐められるとぞくぞくする。親指の先で優しくクリちゃんを弾かれてぴしっと意識に一瞬の亀裂が走る。でも先生の指は止まらないから、一瞬が一瞬で終わらない。子どもが紙風船で遊ぶときのようにぽんぽんと何度も空中に押し出される。
「やっ、あっああっ、ああぁ……っ!」
「だから、もういい加減にしろって!」
 怒鳴るような藤元先生の声に佐上先生が目を上げる。不満げに眉をしかめたのが視界の端ギリギリで見える。佐上先生の視線の先の藤元先生が、仁王立ちで腕組みをしていた。
「おまえがロリコンなのは前から知ってたけどな、そろそろ終わりだ。もう時間も遅いんだぜ。芝口の父兄から電話でも掛かってきてみろ、まずいのは俺たちだぞ」
 いらいらしているのを隠そうともしない態度の割には穏やかな口調でそう言うと、藤元先生は腕組みを解いた。むすっと唇の端を歪める佐上先生の前に左手首の腕時計を突きつける。短い針が数字の七を差そうとしているのを見て、佐上先生は諦めたように溜息をついた。
「確かに、そうだな」
 その声と同時に先生の指がぬるんと抜き取られてしまう。
「や、あぁ……んっ」
「残念だが時間切れだ、芝口」
 思わず不満の声を上げてしまったあたしの頬にちゅっと音を立ててキスをすると、佐上先生はあたしをひざの上から避けた。脱ぎ捨てていたシャツを拾って立ち上がる。あたしを見ないまま服のボタンを留める。でもそんな冷たい背中も素敵だと思えてしまう。
「じゃあ、またな」
 自分だけさっさと身支度を終えるとそれだけを言って、先生はファイルを片手に部屋から出て行ってしまった。部屋に残された藤元先生が居心地悪そうに咳ばらいをして、あたしが立ち上がるのを手伝ってくれる。
「俺、これをたたむから。芝口は、あー、そのー」
「あ、はい。着替えます」
 真っ黒のベッドのそばにしゃがみこんで、どこか申し訳なさそうな表情であたしを見上げてくる先生に、素っ裸な自分が急に恥ずかしくなる。慌てて背を向けてテーブルの上に並べるように置かれていた制服を手に取る。とりあえずと一番最初にショーツを履くと、背後でしゅーっとベッドの空気を抜く音が聞こえ始めた。

 -つづく-
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お言葉いただきました☆
2007年11月08日 (木)
おはようございます、にゃおです☆
急激に寒くなってきてますけれど、みなさん風邪とか引いてませんか?大丈夫ですか? にゃおはちょっと腰が痛いのですけれど、でも体調はとてもイイので元気ですv

そして、お言葉いただきましたー。ありがとうございますっ!
>いつもお話楽しんで読んでます♪続き楽しみにしてますね!!
ありがとうございますっ!
楽しみにしてるって言っていただけて嬉しいです。はい、がんばります☆

>匿名さまへ
>こんばんはー!マスカレイド、楽しみにしています。
きゃーご無沙汰しています!いつもありがとうございます!
そしてその妄想、実はにゃおと一緒なんですよーっ!すごい!びっくり!
書かないことになっていますけど、もしも続きを書くならそうなっちゃうんじゃないかなあって。
クールで腹黒な佐上先生と熱血漢で意外と真面目な藤元先生は、にゃおもどっちもかっこよくて好きなので、二人の違いをいろいろと比べて愉しんでいただけると嬉しいですv

>Honナビに登録されている『この指を伸ばす先』が、10/10に『76』話更新ってなってますよ。どんだけ長編なんだと思いました…。
えっと、仰ってる意味がいまひとつよくわからないのですが、「この指」がまだまだ短くてすみません。
亮治先輩がえっちなのでえっちシーンばっかりで、なかなかストーリィそのものが進まなくて、とても困っているのです(;-;)

>おもしろかったよ☆
ありがとうございますぅっ☆

いつも「よかったよ♪」やお言葉などなど、本当にありがとうございますv
また気が向いたときにでもぽちっと押してやってくださいな☆
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マスカレイド-34
2007年11月09日 (金)
 あたしの身支度が終わるのと藤元先生が小さくなったベッドを棚に戻すのとは、ほとんど同じくらいだったと思う。電車で帰るから別にいいと言うあたしの鞄を半ば奪い取るように持って先生専用の駐車場へ歩いて行く後ろ姿を追うと、先生は一台の軽自動車の前で立ち止まった。
「ええええっ? これぇっ?」
 丸っこいラインと淡いエメラルドグリーンの小さな車は、藤元先生のイメージとは程遠かった。あからさまに体育会系なジャージ姿とあまりにも可愛すぎる車を見比べてしまう。
 どう見てもこれは違うでしょ。もっとゴツい車に乗ってるべきでしょ。
「そう、これ。乗れ」
 短くそれだけを言うと、先生はあたしの鞄を持ったまま、自分だけさっさと車に乗り込んだ。仕方なく助手席に回りドアを開ける。
 あ、ドアの取っ手も丸っこい。
「早く乗れ」
 いつもより素っ気ない言葉と態度は『なんでこんな可愛い車にしたの?』とか訊いても応えてくれそうな雰囲気じゃない。仕方なく黙って乗り込むと、シートベルトを締める間もなく車は動き出した。見飽きた校門を抜けて、普段は駅へと向かう道を反対側に曲がって走り出す。
「あれ、こっち?」
「ああ。芝口の家は森跡の近くだろ、こっちが抜け道になるんだ」
「へえー」
 昔は権勢を誇っていた殿さまが、遊び用に作った森を切り開いて作った新興住宅地を地元の人たちは『森跡』と呼ぶ。正式には『お城森跡』らしいけど、パパの突然の転勤で、高校受験直前というきわどい時期に引っ越してきたあたしには全然関係のない話。今も、マンションの周囲くらいは知っているけど、道一本外れるとどこへ行ってしまうのかわからないくらいだもの。
「先生って、地元の人?」
「ああ。大学は東京だったんだけどな。タバコ、いいか?」
 言いながら先生は器用に片手で、半分ぺったんこになりかけたタバコのパッケージから一本を取り出した。下唇を突き出すようにして咥えてあたしをちらりと見た。

 -つづく-
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マスカレイド-35
2007年11月10日 (土)
「どーぞ」
 あたしが頷くと、先生は目を伏せるようにしてタバコの先に火を点けた。
 ホントはタバコはちょっと苦手なんだけど、でももう口に咥えちゃってるのにダメって言うのも可哀想だし、それにこれは藤本先生の車だし、乗せてもらっているだけのあたしにホントは選択権なんてないんだと思う。それでも一応は訊いてくれるのは、先生が優しいからなんだろう。
「あのな、芝口。今日のことだけどな」
「はい」
 真正面を向いたまま、先生はふうっと大きく煙を吐き出した。
「これは俺たちの勝手な言い草だとは思うんだが。一応、その、できればこのことは誰にも――」
「あ、はい。絶対誰にも言いません」
 もし言ったとしたって、誰にも信じてもらえないに決まってる。だって、相手は佐上先生だもの。あたしと佐上先生なんて、ありえないもの。今だって、あれは夢だったんじゃないかって、自分でも思っちゃうくらいだし。
「あ、そ、そっか。それはその……助かる」
 いっぱい並んだ計器類のあいだから灰皿を引き出して、そこに長くなりかけた灰を落としながら、藤元先生は小刻みに何度も頷いた。ほっとしたようにちょっとだけ笑って、でもすぐに眉をひそめる。
「けど、その、芝口は初めてだったんだろ。それでいいのか?」
 いいも何も。
「だって、仕方ないでしょ。もうやっちゃったんだし」
 でも、もしも時間が戻せたとしても、あたしは何度でもあの場に踏み込んじゃうと思う。襲われるように先生に抱かれて、逃げようとしないと思う。
 だって、好きだったんだもん。ずっと好きだったんだもん。抱かれたいって思ってた。何回も想像した。実際の佐上先生は思っていたような人じゃなかったけど、ひどい人だったけど、それでも。
「そうか、そうだな」
「でも、あしたっから、さー」
 呟くような藤元先生の言葉を遮るようにそう言って、身を乗り出してハンドルを握る横顔を覗き込む。先生は目だけであたしを見て、そして左側の眉をきゅっと吊り上げた。

 -つづく-
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お言葉いただきました☆
2007年11月10日 (土)
おはようございます、にゃおです☆
現在食欲の秋と必死で戦っています!
やー、だって、にゃおはお酒飲んじゃうから、夏ばてって全然ないんですよ。今年もとっても暑かったし、ついつい飲んじゃって、お腹がちょっとぷくってなっちゃうわけなのですよ。[AD-IMG]チョコバナナシェイクとお風呂での[AD-IMG]ベリーローションでのマッサージはちゃんと続けてるけど、これにプラスせねば…!ということでママから素敵な野菜スープを教えてもらったのです。
作り方はすごーく簡単。たくさんの野菜(にゃおはキャベツ、人参、たまねぎ、大根、ブロッコリー、ピーマンなんかを使っています)を細かく切って、ちょっとのお塩とスライスした生姜を入れてへにゃへにゃになるまで煮るだけ。
物足りなければコンソメの素なんかで味を足すんですけれど、にゃおのオススメは味覇(ウェイパーって読むそうです)でちょっと中華スープっぽくすることですね。調味料としてはちょっとお高いんですけれど、本当においしいの。にゃおは常備しちゃってますv

さてさて、またもやお言葉いただきましたーっ!ありがとうございます!
>でも、この抜け道に藤元先生のワナがありそう!
うわ、ワナですか? やっぱりそういう展開がいいのかなー。このままだと物足りないでしょうか。
んー、んー、どうしようっかなー。悩むところです。

>やっぱり、R2が始まるんでしょうか? Car×××とか・・・。
え、そうなんですか?みなさんそう思ってらっしゃるんですか?もしかして期待してらっしゃるんですか?
きゃー、えっち!(≧∇≦)
にゃお車の中でってしたことないんですよねー。誰かに見られちゃうかもって思うと落ち着かないのだけど、でもドキドキしていいのかも☆ちょっと経験してみたいような気もしますv

>藤元先生の素っ気無いなかにも気遣いがみられていいですね♪
書きながら藤元先生ってちょっと不器用なのかなーって思うときがありますね。でもきっと優しいんでしょうね。春奈ちゃんに悪いことしたなーって、後悔しちゃってるのかもです。
ホントのところはどう思ってるのかなー。にゃおも興味あります。


ええとですね。
どうも全体的な雰囲気からみなさんマスカレイドの続きを楽しみにしてくださってるみたいで…うーんと、どうしようかな。もう終わらせちゃおうって思ってたんだけどなー。でもにゃおも佐上先生も藤元先生も好きなので、これで終わりって言うのは寂しいしなー。

ええと、お話だけじゃなくて、にゃおの日記やお言葉へのお礼なんかを細かくチェックしてくださってるかたの中にはわかっちゃってる人もいるのかもしれないのですけれど、マスカレイドって、とある読者さんの経験というか、そういうのを元に書いているのですね。で、その人は佐上先生が好きなので、春奈ちゃんもそうなんです。
でもこの先を書いていくとなると、藤元先生とも微妙な関係になってくる、かな。なっちゃうかな。結局どうなるかまではまだ決めてないのですけれど。
そして、その続きというのは次に書く予定のお話とちょっとかぶっているんですよね。そっちは別の読者さんのリクエストで同じく「先生×生徒」の設定なんですけど、マスカレイドの続きがどうやらなさそうなので、そっちにスライドさせたんです。なので、それをやっちゃうと、そっちが書けるかどうかわからなくなるのですよね。
うー、困ったよーっ。

と、いうことで。
みなさんどう思われてるのかな。ご意見を教えてくださると嬉しいです。
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お言葉頂きました!
2007年11月13日 (火)
おはようございます、にゃおです☆
マスカレイドの行く末に悩みに悩んでいたところ、たくさんのご意見いただきました!ありがとうございます!
普段はそういうのはちょっと苦手なのですが、今回は多数決で決めようと思っていたのでにゃおなりにお話の方向性は決まりました。これであとは書くだけです!がんばります!
そして「よかったよ♪」もありがとうございます!
これは「頑張って続きを書いて」ってことですよね?お気持ちはどーんと受け止めさせていただきました☆にゃお、がんばります!


ということで、いただいたお言葉に個別にお返事ですー。
ものすご~く長くなっちゃったし、なんとなくネタバレしちゃいそうな雰囲気もするので追記にします。ごめんなさい。
[つづきを読む?]
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マスカレイド-36
2007年11月14日 (水)
「明日から?」
 先生の唇の隙間からタバコの煙がふーっと吐き出される。押し出されるように勢いよくフロントグラスに当たった白っぽいかたまりが壊れて弾けて、中身がこぼれるようにもわんと煙が広がる。ゆっくりと広がって行く、苦いにおい。
「あたしたち、どうなるのかなーって思って」
「どう、って」
 言いながら先生はちょっと目を伏せた。でもすぐに視線を真っ直ぐ前に向けて、運転に集中してるふりをする。聞こえないふりをする。
「だって、あたしと先生は明日も明後日も顔を合わせちゃうでしょ?」
 朝イチにショートホームルームあるしね。
「ね、センセはどうするの。なーんにもなかった顔、するの?」
 わざと笑顔でそう言うと、藤元先生は斜め上から見おろすようにあたしを見て口を開きかけて、でも何も言わないまま唇の隙間にタバコを差し込んで、ふっと眼をそらした。無表情にも見えるその横顔に唇が尖ってしまう。
「何もなかったことにしたいんだ?」
 そういう態度っておもしろくない。あんなことになったのは藤元先生のせいだなんて思ってないけど、責任取って欲しいなんて全然思ってないけど。
「そっか、そうなんだぁ」
 わざと独り言のように言いながら、あたしも顔を真正面に向けてシートにどさっともたれた。指を組むように両手を合わせて大きく背伸びをする。先生が横目でそっとあたしを見てるのがなんとなくわかったけど、でも知らん顔をしてみる。
 思いっきり背をそらして腕を上げるとやわらかい薄い布地が指先に当たる。天井の低い先生の車は、それほど背の高くないあたしでも簡単に屋根にさわれる。先生が腕を上げたらひじが当たっちゃうくらいかもしれない。というか、今だって車の天井と先生の頭のあいだは狭いし。先生、背高いもんね。
「なんだ、そういうことかぁ。あたし、バカみたいだなぁ」
 呟くようにそう言うと、先生はびくっと一瞬身体を硬直させた。ギギギと音を立てそうな感じで斜めに頬を向けてあたしを見た。

 -つづく-
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お言葉頂きました☆
2007年11月14日 (水)
おはようございます、にゃおです☆
このあいだ駅からの帰りに、クリスマスイルミネーションをしているお家を見ました。そっかあ、そんな季節なんだなーってしみじみです。
にゃおも、小さいのでいいからクリスマスツリー買おうかなあって迷っているところです。

さてさて、お言葉いただきましたー。ありがとうございますv
>えみさんへ
>私が通っていたガッコには、恋しちゃうような素敵な先生はいなかったので、はるなちゃんがうらやましい!
こちらこそ、丁寧な感想メールありがとうございました。とっても嬉しかったです。
そして、そうですねー。確かに現実にはすっごく素敵な先生ってなかなかいないかもですねー。
佐上先生は、リクエストしてくださったかたが似てるって仰ってくださっているので、多分似てるのだと思います。素敵な人なんだろうなーいいなー、うらやましいなー☆
にゃおは中学のときに好きな先生がいたのです。子どもの勘違いかもしれないけど、その先生もにゃおのことすごく可愛がってくれてて。にゃおは奥手だったので、今となってはどれくらい先生のことが好きだったのかもわからないのですけれど、でも先生が「星の王子さま」の絵本を貸してくれたことはいい思い出です。今でも、星の王子さまって聞くとその先生のことを思い出しちゃうくらいなのです(笑)

>よっぱさんへ
>「マスカレイド」がかなりいい感じでうれしいですわあ。 でも、でも、「この指」は~~???
わー、お久しぶりですー。はい、そうですねえ、ここのところ体調もいいカンジで、結構元気なのですv 
そしてそして、「この指」!そのうち誰かから突っ込まれちゃうかなって思ってました! そうなのですよ。最終更新は、ええと、10月15日ですね。一箇月以上停まってますね。あははーっ(^-^;)
ええと、その……。はい、がんばります☆

そしてですね、実はみなさんにご報告があります。
にゃおのとってもプライベートなことなので、隠しちゃいますね。
興味のある方だけ、つづきからどうぞなのです。

[つづきを読む?]
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マスカレイド-37
2007年11月16日 (金)
「芝……」
「先生でも男の人だもんね。男の人って、ずるいんだねー」
 ホントは、先生が困るってわかっていて、わざとこんなことを言ってるあたしのほうがずるい。それはわかっていた。佐上先生があたしを振り向きもせずに部屋を出て行った仕返しを藤元先生相手にしてるだけ。それもわかっていた。こういうの、八つ当たりって言うんだよね。最低だよね。
 思わずついた溜息と先生の口から大きな煙が吐き出されるのはほとんど同時だった。先生はあたしをちらちら見ながら、それでも黙ったまま。カッチカッチとリズミカルな音が鳴り始めて、知らない交差点を車はゆっくりと曲がる。その先をしばらく進んでから車は道端に寄って、そしてきゅっと止まった。
「あのな、芝口」
 短くなったタバコをぎゅっと押し潰すように灰皿に入れると、先生は身体ごと向き直るようにしてあたしを見た。ガリガリと頭を掻きながら深々と溜息をつく。何か言おうとして口を開きかけるけど、でも出てくるのは溜息ばかり。
 何を言うのかなってちょっと意地悪い気分で黙っていると、先生はひざに両手を置いて、そのひざに額を打ちつけそうな勢いで、がばっと一気に頭を下げた。
「すまん、芝口」
 ――え?
「悪かった。謝って済むことじゃないのはわかってるが、でも、すまん」
 思いがけないリアクションに、ぽかんと口が開く。
「さっきまで、俺は、俺だけの都合しか考えてなかった。おまえが怒るのもムリはない、というか、怒らない方が不思議だ。おまえは怒っていいと思う」
 いや、その。怒るって言うか、あたしは拗ねてるだけで……。
「今はどうすればいいかまだ思いつかないが、おまえが納得してくれるように誠意を尽くすつもりだ。あいつにも俺からきちんと言っておく。本当にすまない」
 いったん顔を上げて真正面からあたしを見て、でも先生はすぐまた後頭部を見せ付けるかのように深く頭を下げた。そのままでじっと動かない。
「えーっとぉ……」
 重く長く続く沈黙に耐え切れなくなってとりあえずそう言うと、先生はびくっと肩を震わせた。それでも頭は深く下げたまま。

 -つづく-
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お言葉いただきましたーっ♪
2007年11月16日 (金)
おはようございます、にゃおです☆
ホントにたくさんのお祝いのお言葉ありがとうございます!
今回に関しては「よかったよ♪」も「おめでとう」の意味なのかも、とか思ってすごく嬉しかったです。こんなにたくさんの人にお祝い言っていただけるなんて思ってもみなかったので…にゃお感動です(ノ_<。)
結婚してもにゃおは何にも変わりませんが、これからもどうぞよろしくお願いします!

そしてそして、たくさんのお言葉いただきましたー。
ホントに長いので(^^;)つづきは追記にします。
お時間のあるときにでも読んでくださいませっ☆
[つづきを読む?]
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お言葉いただきましたっ♪
2007年11月17日 (土)
おはようございます、にゃおです☆
あのですねー、ブログの『環境設定の変更』っていうのが変更になって、どうやらエントリーの表示が個別にいじれるようになっていたみたいなのですね。
なので、ブログトップは今まで通り一番新しいエントリが一番上になるようにしていますが、月別とカテゴリ別は一番古いエントリが一番上になるように設定しました。
これで月別とカテゴリ別を選択すると、日付け的に古いエントリが一番上に出るので、古い話から順番に読めるようになります!まとめ読みや読み返しをするときに便利になるかもっ☆
と思ったんですが、にゃおの説明わかりにくい…?(^^;)


お言葉いただきましたーっ
本当にありがとうございます!嬉しいです!

今回もにゃおのプライベートへのお祝いのお言葉が多くて、しかもいつものことながら返信がやたらと長いので、つづきに隠させていただきますね。
興味のあるかたが時間のあるときにでも読んでくださると嬉しいです♪

[つづきを読む?]
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マスカレイド-38
2007年11月17日 (土)
 これはもしかして、あたしが許すって言うまで動かないつもりなのかも。そんな場合じゃないのはわかってるのに『ポチ』なんて名前がふと頭を横切ってしまう。目の前の、体育会系な短い黒髪の頭をなでなでしたくなって……。
 なでなで。
「あ」
 無意識で、さわってしまった。
 思わず出てしまった右手に藤元先生が小さく、けれど全身を震わせるみたいに震える。いきなりさわられてびっくりしただろうに、それでも顔は上げないままだというのはすごいかも、なんて思いながら、あたしは真っ黒い丸い頭をすりすりと撫でた。
 前髪は少し長めだけど、後頭部からはどんどん短くなって行って、えりあしなんかほとんど刈り上げみたいなことになってるから、指先にちょっとチクチクする。たわしみたいな毛並みをざらりと撫で上げると、先生はまたびくっと大きな肩を揺らした。
 なんて言うか……可愛いっ。
「あのね、センセ。あたし別に怒ってないよ?」
 短い髪をムリヤリ指先でつまんで軽く引っ張ってみる。やっぱり痛いのか、太い首にスジがきゅっと浮いた。肩が凝っちゃいそうに力が入っているのがわかる。
 緊張してるのかな。あたしが何を言うのかって、思ってるのかな。そう考えるとちょっとおかしい。担任の先生なのにこんなに身体のおっきな男の人なのに、あたしみたいな子ども相手にびくびくしちゃってるなんて。
「ただ、なんて言うか。うーん……」
 佐上先生の冷たい態度も物憂げなまなざしも素敵だと思う。間近で見るとドキドキするくらいキレイだし、あんなカッコイイ人に抱かれたって誰にも言えないけど将来があるとも思えないけど、でも。
「ちょっと寂しい……の、かな」
 多分、あたしはたまたまあの場にいたからそうなっただけで、本当はあたしじゃなくてもいいんだと思う。だから先生はあたしに優しくしないんだと思う。
 それがわかっていても、あたしはまた先生に抱かれる機会があることを望んでいた。この関係が誰にも知られないことを、表向きだけでも平和に続くことを望んでいた。
「あたし、それでも好きなんだ」
 両頬を手のひらで挟むようにしてゆっくりと持ち上げた。先生があたしにされるがままに顔を上げる。強くひそめた眉のあいだの、ひどく複雑なまなざしがあたしを見る。
 ――もしも、罪滅ぼしをしたいのなら。
 乾いた唇にふれるだけの軽いキスをして、ほっぺたをすり寄せるようにして抱き付いた。剃り残しのヒゲがちょっとチクチクする。三秒ほどの間隔のあと、硬直していた腕が曖昧な動きで背に回ってくるのを確認してから、耳元に息を吹きかけるように囁いた。
「だから、協力してね。センセ」
 この人はきっと、断らない。

 -つづく-
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マスカレイド-39
2007年11月20日 (火)
「おはよー、春奈っ」
「おっはよー」
 ドアを開けた瞬間に跳んできた元気な声に、頑張って同じくらいのテンションで応えながら、自分の席の前をスルーして壁際のかたまりに近寄る。チカちゃんの机の周りで不恰好な円を作っていた四人組が、ガタガタとその輪を乱しながらあたしが入るスペースを作ってくれる。
「珍しいね、春奈がいっちゃん遅いなんて」
「ん、ちょっと寝坊して。あ、いいよ。え、いいの? ありがとう」
 チカちゃんの真正面の席を譲ってくれた、いつもおとなしいなのちゃんにお礼を言いながら、ちょっとあったまった椅子に鞄を抱えたまま座る。
「昨日、どーだったぁ?」
「ん、って、何が?」
 机越しに身を乗り出してくるチカちゃんの言葉に、どきんと跳ねた胸を押し隠しながら小首を傾げて見せる。なんでもない演技はうまく行ったようで、チカちゃんとなのちゃんは顔を見合わせて、そしてくすっと笑った。
「だからぁ、藤元ちゃんと一対一」
「ただの進路相談だってば。そういう表現やめてよねー」
「ふぅーん?」
 丁寧にマスカラを塗った下まつげ越しにちょっとわざとらしい視線を向けてから、チカちゃんはケラケラと笑い出す。
「だねー。藤元ちゃんだもんねー」
 意味深な言葉に、どういう意味とも思ったけど、でもここでヘタに詮索して話がややこしくなっても困るし。
「でも結局、なーんにも決まんなかったから、今日また相談やり直しー」
 軽く肩をすくめながらそう言うと、みんなはなんとなく頷いてくれた。
「夏休みまで間がないし、藤元ちゃんも焦ってるんでしょ。ちゃんと協力してやんなよ、春奈」
「そうだね、可哀想だもんね」
「そうそう」
 言って、あたしたちは声を揃えて笑う。十以上も年上の、しかも担任の評価にしてはひどい言葉だけど、藤元先生って友だちキャラだから。
「あ、そっちはどうだった?」
「んー、楽しかったよーっ」
 弾んだ声で昨日カラオケに行ったときに起こったことや、カラオケのあとのバーガー屋のカッコいいバイトのお兄さんの話とかを聞いていると、スカートのポケットの奥が唐突にびびびと震え出した。引っ張り出した携帯電話のディスプレイに浮いていたのは、知らない番号。

 -つづく-
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お言葉頂きました♪
2007年11月20日 (火)
おはようございます、にゃおです☆
木枯らし一号が吹いたそうですよ!というか、北のほうではもう雪が降っているみたいで…うわー、寒いんだなーって。
寒いからこその楽しみもあるのですけれど、とりあえずこの寒さに身体が対応するのが先ですね。とりあえずぬくぬく靴下を履いてがんばります♪


さてさて、お言葉いただきましたーっ!ありがとうございます☆
>hanachaさんへ
>藤元先生可愛い~!ってそれよりも春奈ちゃんの小悪魔的な変身に驚きました。
ありがとうございます☆
春奈ちゃんは全然意識していないのですが、藤元先生から見れば抵抗できないですよねー。意外にも話を持っていくのが上手です、春奈ちゃん。
ちょっと可哀想ですが、藤元先生がどう思ってるのかは気になるところですね☆


>実は、私も既婚仲間なんですが、にゃおさんの書く小説は愛あるえっちなんで、ほっくりして読めて好きです。
はじめましてですーっ。お祝いのお言葉ありがとうございます☆
あなたも既婚仲間ですか、どうぞよろしくお願いしますねv
そして素敵なお褒めのお言葉もありがとうございますv 最近はちょっとイケナイ関係を書くことが多いので、ちゃんと愛あるように書けてるかなーと不安に思ったりすることも結構あるのですが…がんばります!

いつも「よかったよ♪」やお言葉コメントなどなど、本当にありがとうございます!
そのぽちっとでにゃおのやる気もむくむくしますので、また気が向いたときにでも気軽に押してやってくださいな☆
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マスカレイド-終話
2007年11月21日 (水)
「やっぱメガネ男子は流行りだしー……どしたの、春奈?」
「ん、ちょっと」
 右手のケータイを軽く上げるとチカちゃんはすぐに意味がわかったみたいで、キレイにグロスを塗ったぽってり唇の端を歪めてにいっと笑った。並んだ椅子の隙間を抜けるようにみんなから離れてから、そっと通話ボタンを押す。
「はい、もしもし?」
「――芝口か?」
 探るような響きの混じったその声に、どくんと心臓が波打った。
「はい」
 なんでもない顔のままそう頷いた。それでも思わずぎゅうっとケータイを握りしめてしまう。
 名乗らなくてもわかる。聞き間違えるはずもない。一流のヘアメイクアーティストが描いたみたいな眉と、切れ長の目に浮かぶ物憂げでクールな表情、すうっと伸びた鼻筋。シャープな頬のラインと、嘘みたいにキレイな唇。
「武志から話は聞いた。今日の放課後は空いているか?」
「はい」
 バクバク震える心臓が、のどにまでせり上がってきたみたい。声がかすれる。どうしよう、手が震えそう。
「じゃあ、そのときに」
 会話はそれだけだった。ぷつんと途切れた手の中の小さな機器をポケットに戻す暇もなく、ガラリとドアが開く。
「はい、座れ! ショートホームルーム始めるぞーっ」
 いつもの大声を上げて藤元先生が大またで入ってくる。みんなが慌てて自分の席に向かう。あたしもケータイをポケットにしまいながら急いで席に戻った。スカートを直しながら座って教卓を見上げると、藤元先生と視線がカチリと合った。
 先生は一瞬だけ戸惑ったように眉をひそめかけて、でもあたしを見たままかすかに頷いた。別に合図を決めていたわけじゃないけど、だいたいわかる。誰にも見咎められない程度に軽く頷き返すと、先生は小脇に抱えていた出席簿を開いた。そこに書かれている名前をいつものように大きな声で辿り始める。もうあたしを見ない。でも痛いほどあたしを意識しているのはわかっている。先生はあたしを無視できない。
 順番に呼ばれる名前。響く声。いつもの朝、いつもの教室。
 でも。

 今日の放課後――。

 それでもみんな、表向きだけはいつもと同じ朝、同じ顔。



 -おわり-
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「マスカレイド」終わりました♪
2007年11月21日 (水)
おはようございます、にゃおです☆
ということで「マスカレイド」終わりましたーっ!
みなさんに「ええーっ?」て言われちゃいそうですけれど、まあとりあえず第一部終わり、ということですのでご安心くださいな☆
にゃおの気持ちとしてね、やっぱり一度ここで終わらせて、その上でつづきをって思っていたのですよ。なので、こういうかたちにさせて頂きました。
明日からすぐつづきが書けるかどうかというのはちょっと…(^^;)なので、少しお休みをいただきますけれど、でもにゃおはやる気ですので気長に応援してやってくださいな☆

ということで、あとがきみたいなことを。
にゃおにとってはじめての『実話を元にしたリクエスト』ということで、リクエスト主さまにどれくらい納得していただけるかというのをすごく気にしながら書いていました。具体的には「とにかく佐上先生をかっこよく!」ですよね。これはなんとか成功したっぽくて、リクエスト主さまにも「予想以上に似ていました」って言っていただけたし、そういう意味では安心してます。
一対一だと面白くないかなってことで藤元先生にも出演してもらって。やっぱり素敵な男性二人に言い寄られて困っちゃう、なんて女の子的ドリームだなって思いますしねっ☆
にゃおも好きな先生がいたなーって思いながら書いていました。
あの頃のにゃおはすごーく子どもだったので、好きがどれくらい好きだったのかわかんなかったのですけれどね。もしかしたらその先生とのお付き合いなんて可能性もあったのかなー、なんてふと思っちゃったりします♪

ともあれ、みなさんが楽しんでくださっていたら、とても嬉しいです。
たくさんの「よかったよ♪」やコメント、お言葉などがにゃおの書きつづける源でした。本当にありがとうございました!
「マスカレイド」はもうちょっとつづきます。第二部はもう少し複雑な話になっていきます。この先もみなさんに楽しんでいただけるように書けたら……いいな。
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