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R18 らぶえっち小説Blog
えっちな表現が盛りだくさんにつき、18歳未満&清純派さん回れ右!
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マスカレイド2-19
2008年03月01日 (土)
「まあ俺は、こうやっておまえを好き勝手にしてるような教師だし。信用されてなくても仕方ねーとは思うし、そのことでおまえを責めるつもりもねーんだけどさ」
「え、あ、別に、そういうんじゃない、んだけど……」
 今まで聞いたこともないような、先生の拗ねた声と目に慌ててしまう。
 どうしよう。言っていいのかな。言ったほうがいいのかな。それとも、言わないほうがいいのかな。だって、やっぱアレだし。全然楽しい話じゃないし。聞いたら先生だって困るんじゃないの。そんな自分の声が頭の中をグルグル廻る。
 ちろっと目だけを向けると、口を尖らせた横顔が気難しそうに黙り込んでいた。それでもその口がもぐもぐと動いているのが、藤元先生らしいっちゃらしいんだけど。この人ってどこまでも体育会系だなーって思う。
「俺のこと、やっぱ信用できねぇ?」
 そんな目で見られたって、どう返事していいかわかんないよ。
「えーっと……」
 どうしよう、言っちゃう? 誰かに話しちゃいたいって思ってはいるけど、でも友だちとかにこういう話題振る雰囲気って難しいし。だからってこのまま一人でただ解決を待つのはあたしだってつらいし。いっそセンセ巻き込んじゃう? センセに話したからって別に何がよくなるわけでもないけど、そんなこと期待してるわけじゃないけど、でも藤元センセなら一緒に悩んでくれそう。
 うん、そうしよう。だって、言え言えって言ってるのは先生なんだから、あたしがムリヤリ聞かせてるんじゃないんだから。そう理由をつけて、あたしはごくりとつばを飲んでから顔を上げた。
「えーと、センセ。あの、ね」
「んー?」
 むすっと拗ねた顔のまま上目遣いでちろりとあたしを見て、でも先生はちょっとだけ表情を緩めた。
「なんだ?」
 ぶっきらぼうな声にはまだ不機嫌が微妙に残ってたけど、どうやらあたしが言うつもりになったのに気付いたみたいだった。頬が少しだけゆるんで、口元が笑顔のかたちを作ってくれる。
「う、うん。あの、さっきのことなんだけど――」
「あ、ちょっとたんま」
 せっかく言おうと決意したとこなのに、先生は手のひらを見せるみたいにお箸をつかんだままの右手を挙げて、あたしの言葉を遮った。

 -つづく-
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お言葉頂きました☆
2008年03月01日 (土)
おはようございます、にゃおです☆
今日はにゃおはお休みなのですが、ダーリンはお仕事が忙しいのでお休みじゃないのです。一人だとつまんないのですっ
でも、お陰で久しぶりにのんびりゆっくりネットできました。こういう日もないとねっ☆

お言葉いただきましたーっありがとうございます!
お返事が遅くなってごめんなさいっ

>よっぱさんへ
はい、にゃお元気ですっ。にゃおらしくこれからも行きますので、よろしくですー。
そしてシズくんバレンタイン、お望みでしたか。あら、びっくり。
んー、思いっきり時期はずれになっちゃうんですけど、それでもいいですか?
他のみなさんはどうお考えなのかな。またご意見お聞かせくださいな☆

>冬樹凍矢さんへ
あう、お久しぶりですっ!ご心配いただきありがとうございます!
お言葉もとっても嬉しいです☆
にゃおはうたれ強くてなにを言われても平気ってワケじゃないのですが、でもうーん、結構ずぶといのかな?(笑)自分でも不思議なのですけれど、今回のことはあんまり気にしてないみたいです。わざわざ「面白くない」ってコメントを送ってくださるってのもすごいことだと思いますので、反省と感謝なのです。
これからもにゃおなりののーんびりペースですけれど、がんばります☆


>snowさんへ
はい、にゃお元気です♪
心配してくださってありがとうございます☆
snowさんもお仕事とか他にもいろいろと大変で忙しいと思うのですけれど、無理しすぎて体調崩したりしないでくださいね。にゃおと一緒にがんばりましょ☆


>リンさんへ
きゃーお久しぶりです!お言葉とっても嬉しいです!ありがとうございます!
大変なこと…んー、そうですね。にゃおとしてはいただいたコメントにきちんとお返事とお詫びを、と思っただけだったのですが、結果としてみなさんに大変ご心配をおかけするという事態になってしまって、申し訳なかったです(_ _;)
更新は、やっぱり自分のペースってあるし、なかなか思い通りになりませんよね。でも楽しみにしてくださっている人がいるというのはとても励みになりますし、がんばらないととも思うのです☆
これからもまた気が向いたときにでもお越しくださると嬉しいです☆

いつも「よかったよ♪」やお言葉コメントなどなど、本当にありがとうございます!
とっても嬉しいですっ☆
にゃおなりのノロノロ更新ではありますが、がんばります!
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この指を伸ばす先-87
2008年03月03日 (月)
「やっぱり、今西さんもこっち好きなんですね。みんなそうですよね」
 言いながら達也は軽くクリトリスをつまんだ。愛液に阻まれてぬるりと逃げられると、もう一度。そして、もう一度。そのたびに理香は跳ね、涙を振りまくように首を振って高い声で鳴く。
「あ、やっ、もっ、やぁっ!」
「ほら、ヒクヒクして。締め付けてきますよ。そんなに気持ちいいですか?」
 低く笑いながら達也はぬるぬるとクリトリスを撫で続けた。早いペースで突き上げながらクリトリスと乳首を交互に攻める。
「やあっ! ああっ、あ、あ、ああ……っ」
 波状的に襲ってくる快感に耐え切れず、理香の全身がぶるぶると震え始めた。折れる直前の板のように力を溜めてたわみ、その瞬間を待ち望む。
「もうイきますか? イきたいですか?」
「も、あ……あっあっあっああっ」
「イっていいですよ。気持ちよくなってください」
 涙を流す理香の頬に優しくキスをすると、達也は弄り続けていた理香の脚の付け根への攻撃のスピードを更に速めた。突き破るかのように激しく腰を使いながら、親指と人差し指でクリトリスをつまみ細かく素早く捏ねる。
「やああっ! はっ、あ、あああ……っ!」
 その瞬間、理香は細い悲鳴を上げて陥落した。これ以上はない快感に、薄い腹部を天に突きつけるかのようにぐいと持ち上げ、上半身で大きく弓形のアーチを描く。
「これ、は……」
 ギシギシと音を立てて締め付けてくるような理香の内部に達也は息を詰めた。驚きの声を上げながらも、ここで負けるわけにはいかないと、内心で強く頷く。指先に摘み上げた肉芽にぬめりを塗りつけ、激しく肌を打ち付ける。
「まだまだ、ですからね」
「やっ、あ、ひぃ……」
 終わらない快感に息も絶え絶えになりながらも、無意識のうちに達也に併せて身体をくねらせ快楽を貪る。そんな理香の淫らさに達也の動きは更に激しくなった。

 -つづく-
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マスカレイド2-20
2008年03月07日 (金)
 何事かと思う暇もなく、先生はお箸をぽいと投げ出すようにお弁当の上に置いて、短パンのポケットからケータイ電話を引っ張り出した。最近よく見かけるようになった、スライド式の大きなディスプレイのケータイのボタンを素早く押して、腕をねじるようにして左側の耳に当てた。
「もしもし。ああ、俺」
 言いながら先生はあたしに一瞬だけ視線を流して、パイプ椅子の上で脚を組んだ。そのついでのようにこっちに背を向けるような体勢になって、肩を丸めるようにテーブルの上にひじをついて、小声でぼそぼそと話し始める。
「どうした? ん、いや。――そう。おまえは?」
 途切れ途切れに聞こえてくる言葉使いからどうやら相手は友だちみたいだけど、でももしも相手がガッコの先生とかだったら、あたしと一緒にいるって知られたらマズイかな。なんで一緒にいるのかって勘ぐられて、なんかバレたら困るし。だからセンセは背を向けたのかな。万が一にもあたしの声が入ったりしないように。
「いーんじゃねーの、別に。それは」
 そんなことをぼんやりと考えながら、空っぽになったソーダのペットボトルをきゅっと蓋をした。身を乗り出すように手を伸ばして、先生の飲みかけの緑茶のボトルを横取りする。ちょっと投げやり気味に響く声をBGMにそっとお茶に口をつけたところで、ゴンとひじの下が揺れた。
「おまえなぁ、あんまいい加減なことすんなよ。何がしたいんだよっ」
 いきなりの大声にびっくりして振り返ると、先生が左手のこぶしでゴツゴツとテーブルを叩きながらケータイに向かって怒っていた。完全に背中を向けているから顔は全然見えないけど、乱暴な仕草で脚を組み替えながら大きな背中を揺らす様子は、明らかにいらいらオーラが出てる。今まで何回かは見たことのある、担任としての先生の怒った顔を想像してちょっとドキドキする。

 -つづく-
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マスカレイド2-21
2008年03月08日 (土)
 相手は誰なのかな。友だち相手で怒るときも、担任の教師として怒るときとあんまり変わらないのかな? その違いを探してみたいような気もするけど、覗き込むのはちょっと怖い、かも。
「今日だってそうだろ。そりゃおまえにはおまえの事情があるし、その辺は俺だって――ああ、そうさ。だから言ってんじゃねーか!」
 限りなく本気の怒鳴り声にその背中をこわごわ見上げてみるけれど、先生はあたしの存在なんてすっかり忘れているみたいで、振り返る気配もない。
「ああっ? そんなおまえに都合よく周りが動くと……あ?」
 疑問符っぽい声を出しながら先生は唐突にこっちを振り返った。あたしを見たその目の鋭さに身体が硬直する。突き刺さってくるようなその視線は、えっちのときにさえ感じたことのない拘束力だった。眼をそらすどころかまばたきもできないあたしに、先生が唇の端を歪めて憎々しげに舌打ちする。そんな藤元先生の表情に反射的に、あたしのそこがぴくんと反応した。
 前からちょっとそんな気はしてたけど、睨まれてドキドキするなんて嫌そうな顔見て息ができなくなるなんて、あたしって変態なのかも。
「――わかった。ちょっと待て」
 そう言うともう一度舌打ちして、そして先生はケータイを握った手をあたしに差し出してきた。
 え?
 声にならない問いかけに、先生がじろりとあたしを見る。
「おまえに代われって」
 誰?
「仁」
 吐き捨てる声にその音の響きに、その音が差す人の名に、本当に息が止まった。

 -つづく-
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マスカレイド2-22
2008年03月15日 (土)
 ほら。
 声にならない声で不機嫌そうにそう言うと、藤元先生はあたしの胸にぎゅっとケータイを押し付けた。ちょっと痛みを感じるくらいの固い感触を受け取っておそるおそる耳に当てる。
「え、と。もしもし……?」
「芝口か。今から出てこれるか」
 聞こえてきたのは、険悪な雰囲気の藤元先生と話をしていたとはとても思えないくらいに爽やかで明るい声だった。軽い笑みを含んだ少し低めの声は、本当は結構イジワルなのがわかっているあたしでも一瞬でだまされてしまうほど優しい。遠くから見てるだけでうっとりするくらいにキレイな目をキレイな横顔をキレイな頬のラインを、一瞬で思い浮かべてしまう。
 誰にもナイショの関係を持つようになってからも、声だけでドキドキする。想像していたような優しい人じゃないってわかっても、先生がカッコいいのは変わらない。ううん、前よりもずっと素敵……かな。
「十五分後に裏門にこれるね?」
 優しい言葉が断固とした響きで言う。
 あたしが勝手にそう思っているだけなのかもしれないけど、穏やかな声の調子とはうらはらに先生の言葉は強く届く。えっちのさいちゅうの、優しいけれど鋭い先生の目を反射的に思い出してしまう。
「出てこれるだろう?」
「あ、はいっ」
 藤元先生の視線から逃げるように斜めにちょっと体勢を変えて、手の中の機器に頷き返した。佐上先生の呼び出しを断るなんて、そんなことがあたしにできるわけがない。毎日二十四時間、いつでも常に、先生に抱かれることを考えてるのに。
「大丈夫です、行きます」
「よし、いいコだ」
 先生がくすっと笑う声が聞こえる。どうしよう、ドキドキしすぎて息ができない。声が出ない。手が震える。
「あの、センセ……」
「いいね、おとなしく待っておいで」
 念を押すようなその一言だけを残して、呆気なく電話はぷつんと切れた。

 -つづく-
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お言葉頂きましたー
2008年03月15日 (土)
おはようございます、にゃおです☆
週に二回は更新したいと思っていたのですが、現状週一になりつつあります。にゃおはこんなに働くつもりなんて全然なくて、もっと気楽~にお小遣い程度でよかったんですけどね…
なんでこうなっちゃったのか全然わからないんですが、時間作ってお話は書きつづけたいとホントに思っていますので、みなさんも気楽に気長にあたたかく見守ってくだされば、嬉しいです。
最近こういう話題ばっかりで本当にごめんなさい。
にゃおなりに頑張っていますので、ご理解いただければと思います。


こんな状況なのにお言葉頂きましたっ☆
ありがとうございます!

>「この指を伸ばす先」が一番好きで楽しみにしています。先輩の屈折した愛情表現(?)がツボなんです~♪
お返事が遅くなってしまってごめんなさい!そして「この指」への愛のお言葉ありがとうございます!
にゃおも先輩好きですー
あんなふうに迫られたらドキドキしますよね。理香さんはよく平気だなーってにゃおなら一発でメロメロなんだけどなー(笑)
早く亮治先輩も登場させたいなーっ☆

>揺さんへ
「この指を伸ばす先-87」と「マスカレイド」第一部へのお言葉ありがとうございます!理香さんのエロさに喜んでいただけて嬉しいです。
みなさんわかってらっしゃるだろうとは思うのですけれど、亮治先輩も達也さんもいろいろ考えているのですよね。といってもくだらなーいことなのですけれど(__;)
詳細を知れば理香さん激怒しそうなのですが…と、これ以上はネタバレなのでナイショ♪
官能小説風を意識して書いている「この指」なので、えろえろさを楽しんでいただければと思います!といいながらもにゃおはもともと心情描写メインでやってきているので、えっちい描写を場景として書くのは結構恥ずかしかったりもするのですよ。
そういう意味でも進みが悪くて困っていたりもするのですが、ええと、気長にお願いします

「マスカレイド」はほんとに困った先生たちですよねー。でもカッコいいと仰っていただけてよかったです☆春奈ちゃんもかーなーりにゃおの好きなタイプですし、書いてて楽しい作品なのですよ(笑)
クスリと手錠はにゃおの好みです!(きっぱり!)
第二部はちょっとストーリィ的に暗くて読んでも楽しくないかもしれないですが、というか続きを書くと暗くなっちゃうことがわかっていたので第一部という形にしていったん終わらせたのですよねー。
まあなんにせよガンバリマス。

>よっぱさんへ
『バレンタインがらみのホワイトデイの話』って、なんて素敵な提案!惹かれますねー!
時間ができたら時期外れを気にせず果敢に挑戦したいと思います!
というかね、前からシズくんブッチギレネタをやってみたかったのですよ。シズくんって美雪さんが好きすぎて、ホントはもっとすごいことをしたいのにガマンしてるってところがあるみたいなので、そういう枷をね、外してみたらどうかなあって。なにをするのかなあって。
うふふふ。お楽しみにー!というほど自信はないのですけれど、でもご支持をいただけたなら是非書きたいと思います☆

いつも「よかったよ♪」やお言葉コメントなどなど、ありがとうございます!
更新がノロノロのせいか、ここ最近スパムコメントが多くてちょっと困ってるのですけれど、なんらかの対策を立てたいと思います。
にゃおがんばります!
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花を召しませ 番外編~White HESH -1
2008年03月23日 (日)
『こんばんは、シズです。えーと、その、来週の金曜日……今月の十四日なんだけど。美雪さん、時間空いてる? 空きそうかな?』
 再生された留守番電話の、少し他人行儀な声に一瞬息を飲んだ。
 呼吸を止めたまま相手の言葉がどう繋がるのかと耳を澄ませる。彼の声がわたしに何を告げてくれるのかと、ただじっと耳を澄ませる。
『俺その日、店を早引けさせてもらえることになったんです。でも美雪さんの都合はどうかなーって。――えーとその。また、連絡します』
 留守電相手に話しているということもあってか、それは奇妙に曖昧な響きだった。それでも彼の言いたいことはわかった。今月の十四日はホワイトディだ。彼はその日に逢いたいと、デートをしようとわたしを誘っているのだ。
 仕事関係のゴタゴタのせいでバレンタインディが三日も遅れてしまった、しかも初めて挑戦した手作りチョコは大失敗もいいところだった、などの気まずいいきさつがあったにしても、好きな男性にホワイトディに誘われて浮かれない女などいないと思う。だからそのときのわたしもそうだった。
 折り返し電話を掛け、仕事中の彼とのほんの数分の打ち合わせで、ホワイトディデートの予定は成立した。待ち合わせ時間は夜の八時半、いつもの駅前ロータリー。遅れないように気をつけるけど、でもちょっとくらい遅れるかも、と申し訳なさそうに前もって謝る彼に、多少は仕方ないと余裕を見せて電話を切った。
 今年のホワイトディは金曜日だ。不夜城と称されるクラブでも週末の賑わいはやはりレベルが違う。そんな日に早引けをするのは、彼なりに難しい問題をクリアしてのことだろうと思う。それがわたしのためだと思うだけで何より嬉しかった。
「あたらしい服買っちゃおうかな……」
 通話を終えた携帯電話をベッドに放り投げてから、意味もなくうきうきと部屋中を歩き回って呟いた。
 自分が美人ではないことは自覚しているけれど、でもたとえ少しでも驚きと喜びを感じてもらえるような、そして可愛いと褒めてもらえるような姿になりたい。今までの彼の行為を考えれば、服よりも下着に興味がありそうな気もするけれど、女が自分からあからさまにそういう下着を身に着けるのは恥ずかしい。彼と逢えばかならずセックスをすると決まっているわけでもないけれど、その確立は高い。そういう意味でも最低限の可愛らしさは必要だろう。さりげなくセクシーで恥じらいがあって彼の気に入りそうな下着というのがハードルが高いけれど、完全にムリというでもないだろう。給料日はまだ先でも年末のボーナスが残ってるという事実が心強い。
「この際、頑張っちゃおうかなっ」
 新作春色ワンピースなんてどうだろう? 今年はレイヤード風が流行っているらしい。彼は気に入ってくれるだろうか。可愛いと喜んでくれるだろうか。目を細めるようにして笑う無邪気な笑顔を思い浮かべると、それだけでドキドキする。
 明日の仕事帰りに寄ってみよう。

 -つづく-
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お言葉頂きました♪
2008年03月23日 (日)
おはようございます、にゃおです☆
ということではじまりました「花を召しませ」番外編、WhiteHESHです。久しぶりにプッシーキャットに登場するシズくんと美雪さんのホワイトディをお楽しみくださいな☆


お言葉いただきましたー☆ありがとうございます!

>ブチギレたシズくんが見たいですぅ。
わーい、ありがとうございます!お言葉を頂いたので時期外れを省みず頑張ってみました!
フツーなカンジで始まっていますが勿論いっぱいいろんなことをする予定ですので、どうぞお楽しみに♪

>よっぱさんへ
ありがとうございます!
そうか、にゃおが見たいものってみなさんの中にも見たい人がいるのねってとっても安心しました☆
ですよねですよね!理性のとんだシズくんって見てみたいですよね!どんなことするのかなとか、どんなこと言うのかなとか、気になりますよね☆
ご満足いただけるかどうか甚だ不安でもありますが、でも頑張ってみます!どうぞよろしくです☆

いつも「よかったよ♪」やお言葉コメントなどなど、本当にありがとうございます!
にゃおなりに頑張りマス!
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マスカレイド2-23
2008年03月29日 (土)
「あいつ、怒っていたか?」
 急に激しくなったきた雨の中、言われたとおり裏門の陰で待つこと五分。目の前に現れたシルバーグレイの見慣れた車の中には、涼しげな美貌がハンドルを握っていた。ほどけたようにひとすじ額に落ちた前髪が異様に色っぽい。ドアを開けて乗り込んで傘をたたむあたしに一つだけ頷いて、佐上先生は車を進ませた。何を言っていいかわからないからあたしも黙ったままだった。裏門からまっすぐ駅の反対側へ向かう窓の向こうは、しーんとした時間が積み重なるのと比例するかのようにどんどんと知らない光景になっていく。
 そんな重い空気に耐え切れなくなって口を開こうとした瞬間、先生は横顔のままそう言った。
「え?」
 言葉の意味がわからない。思わず眉を寄せると、先生も同じようにちょっとだけ眉をひそめた。
「怒ってなかったのか。電話ではえらく怒鳴っていたが」
 そう続けられてようやく藤元先生のことだと気付いた。テーブルの上に広がっていた問題集を鞄に放り込むあたしをわざと無視するように、お弁当の残りを黙々と食べる横顔を思い出した。確かにちょっと拗ねてたようなカンジはしたけど。
「えーっと、んーと」
「怒っていただろう?」
 確認するような響きにそっと視線を送ると、その唇の端が歪んでいた。ちょっとだけ細まった目は、いつものクールな表情とは随分イメージが違う。優しい目。優しい横顔。でもそのまなざしはあたしじゃなくて、藤元先生へ向けられたものだけど。
「あ、はい。えっと、その。怒ってた、と思います」
「そうか」
 楽しそうにくくっとのどの奥で笑いながら、佐上先生は額に落ちた髪を掻き上げた。白い指先が流れるように動く。すうっと伸びた人差し指の爪の形がきれい。
「俺のことがよっぽど気に入らないと見えるな」
「えっ。そんなことはないと思いますけど」
「そうか?」
「はい。先生たち、すごーく仲良さそうです」
「ふーん」
 気のなさそうな声で先生が頷くと、いったん撫で付けられたはずの前髪が元のようにほろりと額に落ちた。眉の端を半分ほど隠すその前髪がこそばいのか、先生がきゅっと目を細める。
 何気ない仕草ひとつひとつが嘘みたいにきれいで、そんな先生をこんな間近でじっと見ていられるなんて、それだけで奇跡みたいで。
「男と仲良しなんて言われても、嬉しくないな」
 呟くようにそう言うと、先生はきゅっと車を停めた。目的地に着いたのかなと雨で半分くらい隠れた窓を透かして見回しても、中央にラインの引かれていない平べったい田舎道はどこにでもありそうで、逆にどこだか全然わからない。

 -つづく-
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